※本記事は 2026 年 8 月 15 日時点の公開情報をもとに作成しています。応募締切は日々過ぎていきますので、必ず各大会の公式サイトで最新の受付状況を確認してください。
「プログラミングのコンテストに出てみたい。でも、高校生が出られる大会がどれなのか分からない」
そう思って検索すると、大会の公式サイトはバラバラに存在していて、まとめ記事は数年前のまま更新が止まっている、という状態になりがちです。
先に結論を 3 点。(以下の日程は 2026 年 8 月 15 日時点)
- 高校生が出られる大会は、いま応募できるものだけでも 5 つ以上ある。 種類も「競技プログラミング型」「作品開発型」「企画・アイデア型」に分かれていて、プログラミング未経験でも出せる大会がある
- 2026 年 8 月 15 日時点でまだ間に合う大会がある。 テック甲子園 プロダクト部門(8/30)、U-22(8/31)、日本情報オリンピック(9/10)、パソコン甲子園 ポスタービジュアル(9/17)、テック甲子園 アイデア部門(9/28)が受付中
- 入試で使うつもりなら、狙う「実績のレベル」を先に決める。 大学の募集要項は「参加」「出場」「採択」「認定」「入賞」を厳密に使い分けていて、必要な水準が大学ごとにまったく違う
この記事では、高校生が参加できる主要なコンテストを公式情報で整理し、締切から逆算した動き方と、総合型選抜・学校推薦型選抜での使い方までを、現役エンジニアが教えている教室の立場から解説します。
高校生が出られるプログラミングコンテストは、大きく 3 タイプ
一口に「プログラミングコンテスト」といっても、求められる力はまったく違います。まずタイプを押さえてください。
タイプ | 何をするか | 代表的な大会 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
競技プログラミング型 | 制限時間内にアルゴリズムの問題を解く | 日本情報オリンピック、パソコン甲子園(プログラミング部門)、AtCoder Junior League | 数学・パズルが好きな人。1 人で完結させたい人 |
作品開発型 | アプリやサービスを作って提出する | U-22 プログラミング・コンテスト、テック甲子園(プロダクト部門)、パソコン甲子園(モバイル部門) | 作りたいものがある人。人に使ってもらいたい人 |
企画・アイデア型 | 企画書やアイデアを提出する。プログラミング不要のものもある | テック甲子園(アイデア部門)、未踏ジュニア | まだ書けないが構想はある人。長期で 1 つを育てたい人 |
「プログラミングが書けないとコンテストには出られない」というのは誤解です。
テック甲子園のアイデア部門は公式に「プログラミング経験不要」の企画書提出型ですし、未踏ジュニアの応募物は提案書 1 本のみで、作品や動画の提出は要件になっていません。
主要コンテストの一覧【2026 年度】
現行の大会を、応募資格・形式・2026 年度の日程で整理します。日程は各大会の公式サイトで確認したものです。
大会 | 応募資格 | 個人/チーム | 2026 年度の主な日程 | 費用 |
|---|---|---|---|---|
日本情報オリンピック(JOI) | 高校 3 年生以下(本選相当のセミファイナル実施時点)。一次予選のみなら誰でも参加可 | 個人で参加(チーム参加の制度なし) | 申込 1 回目 〜9/10、2 回目 〜10/22 / 一次予選 9/12・10/25 / 二次予選 11/29 / セミファイナル 2027/1/24・1/31 / ファイナル 2027/3/20〜24 | 一次・二次予選 無料/セミファイナル以降 5,000 円 |
パソコン甲子園(プログラミング部門) | 2026 年度に高校・高専 3 年生までの者等 | 同一校 2 名チーム | 申込 7/1〜8/10(延長後)/ 予選 9/13 / 本選 11/7・8(会津大学) | 参加費の記載なし。郵送料・通信費等と本選会場までの往復旅費は自己負担(本選出場者には旅費を一定額助成)。大会期間中の食費・宿泊費は主催者負担 |
パソコン甲子園(モバイル部門) | 同上 | 1〜3 名チーム | 企画書受付 5/7〜6/30(受付終了)/ 本選 11/7・8 | 同上 |
パソコン甲子園(ポスタービジュアルコンテスト) | 同上 | 個人(1 人 1 作品) | 作品募集 5/7〜9/17(消印有効)/ 入選発表 10/15 | 同上 |
U-22 プログラミング・コンテスト | 22 歳以下(2004/4/2 以降生まれ)、または学生である 28 歳以下 | 個人または団体 | 応募 7/1〜8/31(※公式トップの画像は「8/30」表記。応募要項・What's New は 8/31)/ 最終審査会 11/29(昭和医科大学上條記念館・東京都品川区) | 参加費の記載なし。最終審査会の旅費は 1 作品につき 1 名分を主催者負担 |
テック甲子園(旧アプリ甲子園) | プロダクト部門は 2008/4/2 以降生まれ。アイデア部門は小・中・高校生。学校の許諾は不要 | 個人または最大 4 名 | 応募は無料。決勝進出時は 1 グループ計 3 万円まで交通費・宿泊費を事務局負担 | |
未踏ジュニア | 2026 年 4 月 1 日時点で 17 歳以下 | 個人または最大 4 名 | 2026 年度は応募締切済(3/28)。採択後 6〜11 月の約半年間で開発、成果報告会は 11 月上旬予定 | 参加費無料。交通費・宿泊費支給。採択時は 1 プロジェクト 50 万円を上限に開発資金援助 |
AtCoder Junior League(AJL) | 2026 年 4 月時点で中 1〜高 3、高専 1〜3 年生。ただし冬シーズンは中 3・高 3・高専 3 年は参加不可 | 個人参加+学校対抗のスコア集計 | 2026 夏は登録締切済(7/31)。冬シーズンは 10 月開始、登録期間は 10 月〜翌 1 月(公式の表は終了年を「2026 年」と記載。誤植と思われる) | AJL のページに参加費の記載なし |
(出典:情報オリンピック日本委員会「第 26 回日本情報オリンピック」、全国高等学校パソコンコンクール「パソコン甲子園 2026」、U-22 プログラミング・コンテスト 2026、テック甲子園、未踏ジュニア「募集要項」、AtCoder Junior League 2026 Summer。いずれも 2026 年 8 月 8 日確認)
なお、「アプリ甲子園」で検索した人向けに補足すると、アプリ甲子園は「テック甲子園」に改称しています(運営会社はライフイズテック株式会社、運営業務の委託先は株式会社ベストプロデュース。株式会社丸井グループは決勝会場の提供・協賛として参画)。旧ドメインは新サイトに転送されます。
商業高校に在籍している人は、公益財団法人全国商業高等学校協会が主催する全国高等学校情報処理競技大会(令和 8 年度・第 38 回は 2026 年 7 月 25 日に千葉商科大学で実施済み)と全国商業高等学校プログラミングコンテスト(第 47 回・応募締切 2026 年 8 月 5 日)もあります(どちらも 2026 年度分は実施・締切済み)。ただしどちらも参加資格が「全国商業高等学校長協会の会員校在籍生徒」に限られる(主催の全商協会とは別団体の会員校要件です)ので、まず在籍校が会員校かどうかを先生に確認してください(出典:全国商業高等学校協会「競技大会」、2026 年 8 月 8 日確認)。
2026 年 8 月 15 日時点で、まだ間に合うのはこれ
この記事を読んでいる時点で応募できるものを、締切が近い順に並べます。
締切 | 大会 | 今から必要な準備 |
|---|---|---|
締切済(8/10) | パソコン甲子園 プログラミング部門(受付終了) | 同じ学校の 2 人でチームを組み、担当職員(監督者)と連名で申込。申込だけ済ませれば予選は 9/13。準備期間が 1 か月ある |
8/30(日)17:00 | テック甲子園 プロダクト部門 | 開発・リリース済みの作品。結果発表は 9/14 |
8/31(月) | U-22 プログラミング・コンテスト | ProtoPedia への作品登録(限定共有)、3 分以内の説明動画(YouTube 限定公開)、作品データ一式とソースコード。15 歳未満は保護者同意書が必須 |
9/10(木)15:00 | 日本情報オリンピック(申込 1 回目) | 申込のみ。一次予選は 9/12(第 1 回)と 10/25(第 2 回)。10/22 締切の 2 回目申込でも第 2 回に間に合う |
9/17(木) | パソコン甲子園 ポスタービジュアルコンテスト | 大会 PR 用のメインビジュアルを制作して郵送(消印有効)。1 人1 作品 |
9/28(月)12:00 | テック甲子園 アイデア部門 | 企画書のみ。プログラミング経験不要。結果発表は 10/30 |
見落としやすいのが、テック甲子園は部門ごとに締切が 1 か月近く違うことです。プロダクト部門は 8/30 17:00、アイデア部門は 9/28 12:00。今から作品を仕上げるのが難しいなら、アイデア部門に回す手があります。
また、パソコン甲子園のプログラミング部門は、申込締切と予選日が 1 か月離れています(2026 年度は申込 8/10・予選 9/13)。今年は既に締め切られましたが、来年は 7 月の申込開始時点で押さえておいてください。「今からでは準備が間に合わない」と諦めなくてよい大会です。
一方で、パソコン甲子園のプログラミング部門(8/10・エントリー 410 件で受付終了)・モバイル部門(6/30)、未踏ジュニア(3/28)、AJL 夏シーズン(7/31)、全商プログラミングコンテスト(8/5)は、2026 年度の受付が終了しています。未踏ジュニアは 2026 年度が 2 月 21 日告知・3 月 28 日締切でしたが、2027 年度の日程は本記事執筆時点で未公表です。狙うなら公式サイトの告知を待ってください。
コンテスト実績は、入試でどう使えるのか
ここが本題です。「実績づくり」を目的にコンテストを考えている人は、この節を読んでから出る大会を決めてください。
「参加」「出場」「採択」「認定」は別物
大学の募集要項は、コンテスト実績の水準を非常に厳密に書き分けています。同じ日本情報オリンピックでも、大学によって求められる水準がこれだけ違います。
大学・選抜 | 年度 | 扱い | 要項の原文にある語 |
|---|---|---|---|
会津大学 学校推薦型選抜(推薦 A・B) | 2027 年度 | 出願資格 | パソコン甲子園プログラミング部門の「本選出場者又は予選成績優秀証を授与された者」/日本情報オリンピックの「セミファイナルステージ(第 24 回日本情報オリンピック以前の場合、本選)出場者」 |
東京都立大学 システムデザイン学部 情報科学科 科学オリンピック入試 | 2027 年度 | 出願資格 | JOI「予選 A ランク者」または「本選成績優秀者として表彰された者」/未踏 IT・未踏ジュニアに「採択された者」(女性部門本選 A ランク者も含む)。要項の「本選」「女性部門本選」は第 25 回以降廃止された名称。会津大・早稲田のような但し書きがないため、現行区分との対応は大学に要問い合わせ |
筑波大学 情報学群(情報科学類・情報メディア創成学類)国際科学オリンピック特別入試 | 令和 9 年度 | 出願要件 | 「日本情報オリンピック本選で A ランクとなった者」(女性部門本選 A ランクは含まれないと明記)。見出し自体が「過去 3 年間において以下の出願要件に該当する者」となっている点に注意。出願できるのは 1 学類のみ |
早稲田大学 先進理工学部 情報オリンピック入試 | 2027 年度 | 出願資格 | 第 24 回以前は「本選において A ランクとなった者」、第 25 回以降は「セミファイナルステージにおいて成績優秀者となった者」。対象学科は応用化学科・生命医科学科のみ |
慶應義塾大学 SFC(総合政策・環境情報)AO 入試 | 2026 夏秋 AO | 1 次選考免除(出願資格ではない) | JOI「本選 A ランク者」/未踏 IT「最終採択者」/未踏ジュニア「未踏ジュニアスーパークリエータ認定者」。個人での受賞のみが対象 |
静岡大学 情報学部 行動情報学科 総合型選抜 | 令和 9 年度 | 出願資格 | 指定コンテスト(JOI、U-22、未踏 IT、未踏ジュニア、Kaggle、AtCoder 等)で「入賞等の優秀な成績を収めた実績」 |
電気通信大学 総合型選抜 | 2027 年度 | 評価対象(出願資格ではない) | 活動実績報告書に「科学系コンテスト等での実績」を記載。学校推薦型選抜では「各類で定める分野におけるコンテスト等での受賞歴などがある場合は、評価に反映」(賞状等の写しを出願時に提出) |
(出典:会津大学「2027 年度入学者選抜要項」PDF p.6、東京都立大学「2027 年度 科学オリンピック入試 学生募集要項」PDF p.3、筑波大学「令和 9 年度 国際科学オリンピック特別入試 学生募集要項」PDF p.7、早稲田大学「2027 年度 特別選抜入学試験要項」PDF p.2、慶應義塾大学「2026 夏秋 AO 入試 募集要項」PDF p.11-12、静岡大学「令和 9 年度 総合型選抜 学生募集要項」PDF p.14、電気通信大学「2027 年度 総合型選抜学生募集要項」PDF p.7。いずれも 2026 年 8 月 8 日確認)
この表を見て気づいてほしいのは、次の 3 点です。
- 「本選出場」で足りる大学と、「A ランク」まで求める大学がある。 会津大学は JOI セミファイナル(第 24 回以前は本選)に出場すればよく、筑波大学は本選で A ランクが必要です
- 未踏ジュニアは「採択」と「スーパークリエータ認定」で使える大学が違う。 東京都立大学は「採択された者」ですが、慶應 SFC は「未踏ジュニアスーパークリエータ認定者」でなければ 1 次選考免除の対象になりません
- 慶應 SFC の場合、コンテスト実績は出願資格ではない。 1 次選考免除の申請要件です。実績がなくても出願自体はできます
古いまとめ記事では「慶應 SFC の AO 入試 C 方式」という書き方をしているものがありますが、現行の選考区分に「A 方式」「B 方式」「C 方式」はありません。現在は「2026 春 AO/2026 夏秋 AO/2026 冬 AO」という区分です(要項本文には「過去に実施した AO 入試の C 方式で出願した者は申請できません」という形で、過去制度への言及としてのみ「C 方式」の語が残っています)。
SFC の 1 次選考免除には、他にも「中学校卒業以降から AO 入試出願に至る期間での受賞のみを対象とする」「総合政策学部・環境情報学部のいずれかで 1 回限り」という制限があります。
制度は変わる。2 つの実例
コンテスト実績と入試の関係は、毎年動いています。直近の変更を 2 つ挙げます。
1 つめ。筑波大学は令和 9 年度から、情報科学類の出願要件から未踏 IT ルートを削除しました(令和 7 年 3 月公表)。
(変更前)出願要件|日本情報オリンピック本選で A ランクとなった者、又は情報処理推進機構が主催する未踏 IT 人材発掘・育成事業に採択されたテーマのクリエータ
(変更後)出願要件|日本情報オリンピック本選で A ランクとなった者
(出典:筑波大学「令和 9 年度入学者選抜の変更点について」PDF p.1、2026 年 8 月 8 日確認)
2 つめ。文部科学省は令和 9 年度から、総合型選抜・学校推薦型選抜で面接を必須にしました。
入学志願者の能力・意欲・適性等を多面的・総合的に評価・判定する総合型選抜の趣旨に鑑み、志望する学問分野に対する意欲や適性等に係る面接(ディベート、集団討論、プレゼンテーション、口頭試問等を含む。オンラインによる実施を含む。)による評価を必ず行う。
(出典:文部科学省「令和 9 年度大学入学者選抜実施要項」PDF 第 3 の 1(2)②の前段、2026 年 8 月 8 日確認。同②にはこのあとに「その際、第 13 の2(2)に記載の事項を含め、入学志願者の障害等の特性に配慮する」と続きます)
つまり、コンテスト実績があっても、面接で自分の言葉で説明できなければ通らない設計に、制度側が明確に寄せてきたということです。作品を出したこと自体より、「なぜ作ったのか」「どこで詰まって、どう解いたのか」を語れるかが問われます。
なお、この面接必須化には経過措置があります。対象は令和 8 年度に既に実施されていた選抜区分に限られ、そのうち導入が難しいものは遅くとも令和 11 年度入試までに導入すればよいとされています(新設の選抜区分に猚予はありません)。また、学校推薦型選抜のうち高校との連携による非公募型で入学を確約して受験するものには面接の要否を大学が判断できる例外規定がありますが、総合型選抜にこの例外はありません。
志望校の要項を、自分で開いて確認する
ここは正直に書きます。コンテストと入試の関係を扱ったまとめ記事や、コンテスト側の「大学一覧」ページには、古い情報が残っていることが多いです。
たとえば未踏ジュニアの公式サイトにある大学一覧ページには、冒頭に運営自身の但し書きがあります。
以下は公表当時のデータとなり、現在は変更されている可能性があります。必ず公式ページから最新情報をご確認ください。
(出典:未踏ジュニア「大学と未踏ジュニア」、2026 年 8 月 8 日確認)
この記事も同じです。最後は必ず、志望校の当該年度の学生募集要項 PDF を自分で開いて、原文の語を確認してください。「参加」なのか「出場」なのか「採択」なのか「認定」なのかで、狙うべきコンテストも、そこで求められる成績も変わります。
実績づくりを目的にすると、たいてい失敗する
ここまで入試の話をしてきたので、逆のことも書いておきます。
「入試で使えるから」という動機だけでコンテストに出ると、まず結果が出ません。
理由は単純で、上の表で「使える」水準として並んでいるのは、本選出場・A ランク・採択・認定といった、いずれも上位の成績だからです。参加すれば自動的に手に入るものではありません。
では何のために出るのか。締切があるからです。
プログラミングの学習でいちばんよくある失敗は、チュートリアルを何周もして、自分の作品を最後まで作り切らないまま終わることです。コンテストには締切があり、提出物が決まっています。「9 月 13 日の予選までにアルゴリズムを一通り触る」「8 月 31 日までに動くものを 1 本出す」という締切が、学習のペースを作ります。
そして、そこで作り切った経験が、結果として次の 3 つを生みます。
- 語れる中身ができる。 面接で聞かれるのは受賞歴ではなく、詰まった箇所とその解き方です
- 次の大会に持ち込める土台ができる。 ただし U-22 のように「他コンテストとの同一作品による併願は原則禁止」と定めている大会もあるので、要項の確認は必要です
- 上位の成績が、後からついてくることがある。 順序が逆だと、まず続きません
コンテストは目的ではなく、締切とフィードバックを手に入れるための道具です。
Sandbox でできること
Sandbox は、中学生・高校生のためのプログラミングスクールです。府中校(広島県府中市・JR 府中駅から徒歩約 1 分)とオンライン校のどちらでも受講できます。
現役のソフトウェアエンジニアである代表が、直接コーチングを担当しています。
中高生コースでは、自学自習をコーチング面談で伴走する形式をとっています。コンテスト挑戦については、次のような関わり方ができます。
- 志望校の募集要項を一緒に開いて、必要な実績の水準(参加/出場/採択/認定)を確認する
- そこから逆算して、今年出るべき大会と締切を決める
- 締切までのスケジュールを作り、面談ごとに進捗を確認する
- 詰まったコードを一緒に読み、なぜ動かないかを追う
- 営業時間内は自習室を使って開発を進められる
料金は次のとおりです(税込。入会金・基本教材費・教室の PC 利用料なし。教室の PC を借りられます)。
プラン | 月額 |
|---|---|
コーチング 月 1 回 | 11,000 円 |
コーチング 月 3 回 | 16,500 円 |
コーチング 月 5 回 | 22,000 円 |
料金やプランは変更される場合があるため、申し込み前に最新の料金をご確認ください。
正直に書いておくと、Sandbox は志望理由書の添削を専門的にこなす形態ではありませんし、全教科の進度管理や模試の運営も行っていません。総合型選抜の書類対策まで含めて任せたい場合は、その専門の予備校・塾のほうが向いています。この点は面談の段階でお伝えしています。
共通テストの「情報Ⅰ」対策については、情報I(共通テスト)対策の塾の選び方で別途まとめています。情報Ⅰの配点が高い大学については、広島県の私立大学の情報 対策記事もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q1.プログラミング未経験でも出られるコンテストはありますか?
あります。テック甲子園のアイデア部門は企画書を提出する形式で、公式に「プログラミング経験不要」とされています。パソコン甲子園のポスタービジュアルコンテストは、大会 PR 用のメインビジュアルを制作する部門です。未踏ジュニアも応募物は提案書のみで、応募時点で作品の提出は求められません。
Q2.学校の許可や先生の協力は必要ですか?
大会によって違います。パソコン甲子園は「学校長の許可を得た上で、責任者となる担当職員(プログラミング部門の場合は監督者)と連名で申し込む」ことが必要です。一方、テック甲子園は公式 FAQ で「学校の許諾は必須ではありません」としています。U-22 と未踏ジュニアも個人で応募できます。まず要項の申込方法を確認してください。
Q3.参加費はかかりますか?
日本情報オリンピックは一次予選・二次予選が無料で、セミファイナルステージ以降が 5,000 円です。未踏ジュニアは参加費無料で、交通費・宿泊費も支給されます。テック甲子園は「応募自体は無料」と明記されています。パソコン甲子園と U-22 は、公式サイトに参加費の項目そのものがありません(パソコン甲子園は郵送料・通信費等が自己負担、本選期間中の食費・宿泊費は主催者負担と記載)。気になる場合は各事務局に直接確認してください。
Q4.コンテストに出れば総合型選抜で有利になりますか?
「出れば有利」とは言えません。大学の募集要項で出願資格や 1 次選考免除の対象になっているのは、本選出場・A ランク・採択・スーパークリエータ認定といった上位の成績です。また令和 9 年度からは総合型選抜で面接が必須になったため、実績を自分の言葉で説明できることが前提になります。志望校の要項を先に読み、必要な水準を確認してから狙う大会を決めてください。
Q5.高 3 の夏からでも間に合いますか?
大会によります。2026 年 8 月 15 日時点で、テック甲子園 プロダクト部門(8/30)、U-22(8/31)、日本情報オリンピック(申込 9/10)、パソコン甲子園 ポスタービジュアル(9/17)、テック甲子園 アイデア部門(9/28)は応募できます(パソコン甲子園のプログラミング部門は 8/10 で受付終了)。ただし高 3 の場合は、共通テスト対策との時間配分を先に決めてください。年内入試を狙わないのであれば、コンテストより情報Ⅰと主要教科の仕上げを優先したほうが合理的な場合が多いです。
まとめ
- 高校生が出られるコンテストは「競技プログラミング型」「作品開発型」「企画・アイデア型」の 3 タイプ。プログラミング未経験でも出せる大会がある
- 2026 年 8 月 15 日時点でまだ間に合うのは、テック甲子園 プロダクト部門(8/30)、U-22(8/31)、日本情報オリンピック(9/10)、パソコン甲子園ポスタービジュアル(9/17)、テック甲子園 アイデア部門(9/28)。テック甲子園は部門で締切が 1 か月近く違う
- アプリ甲子園は「テック甲子園」に改称済み。パソコン甲子園のプログラミング部門・モバイル部門、未踏ジュニア、AJL 夏シーズン、全商プログラミングコンテストは 2026 年度の受付が終了している
- 入試で使うなら、募集要項の「参加/出場/採択/認定/入賞」の語の違いを先に確認する。会津大は「セミファイナル出場」、筑波大は「本選 A ランク」、慶應 SFC は「スーパークリエータ認定」と、必要な水準が大学ごとに違う
- 制度は毎年動く。筑波大学は令和 9 年度から未踏 IT ルートを廃止し、文科省は令和 9 年度から総合型選抜で面接を必須化した
- 実績づくりを目的にすると続かない。締切を手に入れるために出るのが、結果的にいちばん近道
面談・見学のご案内
「コンテストに出てみたいが、どれに出ればいいか分からない」「志望校の総合型選抜で何が必要なのか、要項を一緒に読んでほしい」という段階でも構いません。まずは Sandbox の無料面談からどうぞ。
現在の状況と目標を伺ったうえで、出るべき大会と締切までの進め方を一緒に整理します。無理な勧誘は行っていません。
府中校(広島県府中市・JR 府中駅から徒歩約 1 分)とオンライン校のどちらでも受講できます。