中学生から始める意味
中学生の時期にプログラミングを始める利点は、失敗できる時間が長いことです。高校生になると、部活・定期テスト・受験が同時に走り、まとまった制作時間を取りにくくなります。中学生のうちなら、うまくいかない作品を何度も作り直す余裕があります。
もう一つは、高校の必履修科目「情報Ⅰ」の土台になることです。情報Ⅰではアルゴリズムやデータの活用を扱いますが、コードを書いた経験がないまま教科書だけで学ぶと、抽象的で理解しにくい分野です。中学生のうちに手を動かしておくと、高校での学習がぐっと楽になります。
学べる内容
Web制作
HTML / CSS / JavaScript で、自分のサイトやブラウザで動くアプリを作ります。成果が画面にすぐ出るため、最初の一歩に向いています。
ゲーム開発
JavaScriptでのゲーム制作や、Unityを使った3Dゲームなど。「遊ぶ側から作る側へ」の切り替えが起きやすい分野です。
Python・データ・AI
Pythonの基礎から、データの集計・グラフ化、機械学習の入り口まで。数学が好きな生徒が伸びやすい方向です。
初心者でも大丈夫か
未経験からでも始められます。Sandboxは一斉授業を行わず、一人ひとり別の教材・別の進度で進めるため、「周りが先に進んでいて焦る」という状況が起きません。
最初につまずきやすいのは、プログラミングそのものより環境の準備(タイピング、ファイルの保存、エラーメッセージの読み方)です。ここはコーチが並走します。
自宅で始める場合の手順と無料教材は、 中学生のプログラミングの始め方|保護者が知っておきたい学習ステップと無料教材 にまとめています。
学校・部活との両立
中高生コースはコーチング面談を月1回から選べます。毎週決まった時間に通う形式ではないため、部活の大会前や定期テスト期間はペースを落とし、長期休みに一気に進めるという使い方ができます。
中高生コースの料金(月謝・税込)
- 月1回プラン 11,000円
- 月3回プラン 16,500円
- 月5回プラン 22,000円
入会金は無料。すべてのプランでチャット質問は無制限、自習室(オンライン含む)も使い放題です。
Scratchの次に進む学習
Scratchで「作りたいものが、ブロックでは作れなくなってきた」と感じたら、次に進むタイミングです。Sandboxでは次のような順番をよく取ります。
- JavaScript
ブラウザゲームを作る
Scratchで作っていたものに近いため、移行の負担が小さい。画面がすぐ動くので手応えが得やすい。
- HTML / CSS
見た目を整える
作ったものを人に見せられる形にします。公開できる作品になると、感想がもらえるようになります。
- Python
データや自動化に広げる
興味が「作品づくり」から「調べる・分析する」に向いてきた生徒は、この段階でPythonに進みます。
作品制作とコンテスト
Sandboxが最も重視しているのは、最後まで作り切って、人に見せることです。作って終わりにせず、発表してフィードバックをもらい、それが次の「作りたい」につながる。この循環がスキルと自信を育てます。
中学生のうちからコンテストに挑戦することもできます。コンテストの価値は入賞よりも、締め切りがあることで作品が完成する点にあります。応募できる大会や、作品を進路につなげる考え方は 総合型選抜×プログラミング完全ガイド にまとめています(高校生向けですが、中学生のうちから読んでおくと進め方が見えます)。
在籍生がどんな作品をつくっているかは 生徒が制作した作品を見る で紹介しています。
高専を検討している中学生へ
高等専門学校(高専)は、中学校卒業後に進む5年一貫の学校です。入学時に専門学科を選ぶため、「なぜこの学科なのか」を自分の経験から説明できるかが問われやすくなります。作品づくりと、その制作記録・活動記録は、志望理由書や面接でそのまま材料になります。
ただし、すべての高専で作品やプログラミング経験が評価されるわけではありません。選抜の方法は学校・学科・年度ごとに異なるため、まず志望校の募集要項を確認することから始めてください。