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総合型選抜の探究テーマの決め方|5つの手順と文系・理系の具体例

文:野澤 嘉孝 (ソフトウェアエンジニア/プログラミングスクール Sandbox 代表)

総合型選抜の探究テーマの決め方|5つの手順と文系・理系の具体例

この記事の概要

「総合型選抜を考えているけれど、探究テーマが決まらない」 「地域活性化やAIに興味はある。でも、具体的に何をすればいいの?」 テーマを考え始めると、立派な社会課題を選ばなければいけない気がして、かえって動けなくなることがあります。

「総合型選抜を考えているけれど、探究テーマが決まらない」

「地域活性化やAIに興味はある。でも、具体的に何をすればいいの?」

テーマを考え始めると、立派な社会課題を選ばなければいけない気がして、かえって動けなくなることがあります。

探究テーマは、自分の経験や疑問を出発点にして、実際に調べたり試したりできる問いへ絞ると決めやすくなります。

大きな社会課題に関心を持つのはよいことです。ただし、最初から全体を解決しようとせず、まずは身近な対象と短い期間に絞って、一つ確かめるところから始めましょう。

例えば「地域活性化」から始めるなら、「高校生が地域イベントに参加しないのはなぜか」「案内の見せ方を変えると、必要な情報を探しやすくなるか」と具体化していきます。

最初から一つに決めきらなくても大丈夫です。何も思いつかない人も、候補を絞れない人も、少し話したり調べたりしながら仮決めできます。

この記事では、今の迷い方に合わせた始め方、テーマを決める5つの手順と具体例、デジタル制作へのつなげ方、活動記録の残し方を紹介します。

テーマが浮かばない人も、候補を絞れない人も、まずは仮決めでよい

最初から「これを最後まで研究する」と決める必要はありません。今の迷い方に合わせて、小さく動いてみましょう。

何も思いつかない人は、普段の話から始めよう

いきなり「探究したい社会課題は?」と聞かれても、答えにくいものです。まずは、先生や家族、友達などに、普段のことを話してみてください。

  • 最近、つい見たり調べたりしてしまうものは?
  • 学校や部活で「面倒だな」「どうしてこうなるの?」と感じた場面は?
  • 好きなことをしていて、「もっとこうだったら嬉しい」と思ったことは?

一度の質問で答えが出なくても構いません。「いつ、そう感じた?」「どこが気になる?」と具体的な場面を掘り下げると、調べてみたいことの糸口が見つかることがあります。

例えば「ゲームが好き」から、「初めて遊ぶ友達が、いつも同じ操作で迷うのはなぜだろう」と考えることもできます。立派な社会課題の名前に置き換える前に、自分が気になった場面を残しておきましょう。

候補を絞れない人は、少しずつ調べて比べよう

候補の名前だけを眺めて、一つを選ぼうとしなくても大丈夫です。まずは気になる候補を2〜3個選び、それぞれについて資料を一つ読む、身近な人に話を聞く、実際の場面を観察するなど、小さく試してみましょう。

その後で、次の3点を比べます。

  • 調べた後に、もっと知りたいことが出てきたか。
  • 必要な資料や協力者にアクセスできそうか。
  • 次に確かめることを、具体的に一つ挙げられるか。

「入試で立派に見えそう」だけでなく、自分の関心と調べられる環境を手がかりに、今進める候補を仮決めします。試してみて合わなければ、範囲を変えたり、別の候補に戻ったりして構いません。

糸口や仮の候補が見つかったら、次の基準と5つの手順で、調べられる問いに整えていきましょう。

総合型選抜の探究テーマは、何を基準に選べばよい?

テーマを選ぶときは、次の3点を確認しましょう。

  • 自分とのつながりがある。 なぜ気になったのかを、自分の経験から説明できる。
  • 調べる方法がある。 資料、観察、聞き取り、実験などにアクセスできる。
  • 大学で深めたい学びにつながる。 取り組む中で生まれた問いを、志望分野と結び付けて考えられる。

「有名なテーマだから」「合格した先輩が扱っていたから」だけで決めると、途中で自分が何を知りたいのか分からなくなりがちです。

テーマ名だけで合否が決まるわけではありません。出願資格、選考方法、活動の扱いは大学・学部・方式ごとに異なるため、志望校が決まっている場合は募集要項とアドミッション・ポリシーも確認してください。

「テーマ」と「問い」を分けると考えやすい

「観光」「教育」「ゲーム」「環境」は、関心のある分野です。そのままでは調べる範囲が広すぎます。

そこから、「誰の、どの場面の、何を確かめたいのか」を一文にすると、探究を進めるための問いになります。

例えば、次のような違いです。

関心のあるテーマ

具体的な問いの例

観光

初めて地域を訪れる高校生は、観光案内のどの情報を探すときに迷うのか。

教育

同じ内容の復習教材でも、解説の順序によって間違いの理解しやすさは変わるか。

ゲーム

操作説明の出し方によって、初めて遊ぶ人が操作を覚えるまでのつまずきはどう変わるか。

環境

校内の分別表示は、どのごみを捨てる場面で判断しにくいのか。

問いが具体的になると、必要な資料や調査相手も見えてきます。

探究テーマの決め方|5つの手順

手順1.「好き・困った・気になった」を書き出す

最初からテーマ名を決めず、自分の生活を振り返ってみましょう。

  • 好きでつい調べてしまうこと。
  • 学校や部活動で不便に感じたこと。
  • 家族や友達が困っていたこと。
  • ニュースを見て「本当にそうなの?」と思ったこと。
  • 自分で変えてみたいと思ったこと。

例えば、「地元のイベントは、終わってから知ることが多い」という経験も出発点になります。

ここで大切なのは、まだ原因を決めつけないことです。「若者に地域への関心がないから」と結論を置く前に、そもそも情報が届いているのか、日程や交通手段の問題なのかを確かめます。

手順2.本や公的資料、先行事例で下調べする

気になることが見つかったら、既に何が分かっているかを調べます。

自治体の調査、大学の研究紹介、論文、書籍、関係団体の報告などから、用語や背景、過去の取り組みを確認しましょう。

下調べでは、次の3つをメモすると整理しやすくなります。

  1. 既に分かっていること。
  2. 自分が気になっている場面にも当てはまるか不明なこと。
  3. 自分で追加して確かめたいこと。

例えば「若者のイベント参加」を調べるときも、全国の成人を対象にした調査が、そのまま自分の地域の高校生に当てはまるとは限りません。対象、地域、調査年を確認してください。

先行事例が見つかっても、テーマを諦める必要はありません。対象や条件を変えて確かめる意味があるかを考えてみましょう。

手順3.対象と場面を絞り、問いを一文にする

「日本の地域活性化」では範囲が広く、限られた時間で確かめるのが難しくなります。

次のように、対象と場面を具体化していきます。

関心:地域のイベント

対象:自分の学校の高校生

場面:参加するイベントを探すとき

問い:既存の案内では、日時・場所・参加方法のうち、どの情報を見つけにくいのか。

比較する場合は、「何と何を比べるか」も明確にします。

ただし、無理に「AをすればBが改善する」という形にする必要はありません。まず困りごとの種類や背景を整理する問いでも、調べる価値はあります。

手順4.最初の対象・期間・確かめることを小さくする

関心は大きくても、最初の調査は小さく始めましょう。大きな課題のすべてを、一度に解決する必要はありません。

例えば「地域イベントを盛り上げたい」なら、いきなり地域全体の参加者を増やす計画にせず、まずは次の範囲で試せます。

  • 対象を絞る: 協力してくれる同級生3人に、イベントの案内を見てもらう。
  • 期間を区切る: 今週中に、聞き取りと記録の整理を一度行う。
  • 確かめることを一つにする: 日時・場所・申込方法のうち、どの情報で迷うかを見る。

3人に聞いた結果で地域全体を説明することはできませんが、質問の仕方や、次に調べたい点は見えてきます。最初の一歩の目標は、課題全体の解決ではなく、次の判断に使える情報を得ることです。

制作する場合も同じです。最初はイベント1件の日時・場所・申込方法を見られる画面だけにし、使ってもらってから機能を足します。

「誰を対象に、いつまでに、何を一つ確かめるか」が言えれば、最初の一歩は具体的になります。

問いが決まっても、必要なデータを入手できなければ進めにくくなります。方法まで一緒に考えましょう。

確かめたいこと

方法の候補

最初に確認すること

困りごとの内容や理由

聞き取り、行動の観察。

協力を得られる相手がいるか。どの場面を聞くか。

意見や行動の傾向

アンケート、既存データの集計。

対象が偏っていないか。質問が答えを誘導していないか。

表示や仕組みの使いやすさ

試作品を使った操作の観察、条件をそろえた比較。

何をもって使いやすいと判断するか。

地域や時期による違い

公的統計、公開資料の比較。

用語の定義、集計方法、対象期間がそろっているか。

協力者に依頼する場合は、目的と記録の使い方を説明し、参加しない選択も尊重します。学校での調査は先生に相談し、個人情報は必要以上に集めないようにしましょう。

最初は少人数で質問や操作手順を試すと、計画の問題点を見つけやすくなります。ただし、その結果を高校生全体の傾向として扱うことはできません。

手順5.小さく試して、テーマを調整する

最初に決めた問いを、最後まで一字も変えずに守る必要はありません。

聞き取りをしてみると、「情報が届いていない」と思っていたのに、実際には「興味はあるが帰りの交通手段がない」という話が出ることもあります。

その場合は、得られた情報をもとに問いや方法を見直します。

文部科学省の資料では、探究の過程として、課題の設定、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現が示されています。テーマを決めることは、その後の調査や分析につながる出発点です。

参考:文部科学省 総合的な学習(探究)の時間

「何を確かめた結果、なぜテーマを変えたのか」も記録しておくと、自分の判断の過程を説明できます。

文系・理系の探究テーマ例|問いと最初の行動まで考えよう

以下は、テーマの絞り方を示すための例です。実際の生徒の活動・合格事例ではありません。自分の経験、調査できる環境、志望分野に合わせて調整してください。

関心分野

探究の問いの例

最初にできること

地域・社会

地域イベントの案内で、高校生が参加判断に必要とする情報は何か。

既存の案内を集め、情報の有無を整理して聞き取りをする。

経済・経営

同じ商品の紹介でも、価格と特徴の配置で情報の見つけやすさは変わるか。

条件をそろえた架空の商品ページを2種類作り、操作を観察する。

教育・心理

復習教材のどの説明で、学習者は自分の間違いに気づきにくいのか。

教材を試してもらい、答えだけでなく考え方を聞く。

言語・文化

地域の案内文をやさしい日本語にすると、どの表現が理解しやすくなるか。

既存の文章を分析し、協力者に内容の伝わり方を確かめる。

環境

校内の分別表示で、判断に迷いやすい品目や表現は何か。

表示を記録し、具体的な品目を例に判断理由を聞く。

情報・ゲーム

操作説明を最初にまとめて出す場合と、必要な場面で出す場合で、つまずき方はどう違うか。

小さなゲームの説明部分だけを変え、操作の様子を記録する。

データ分析

地域の公共施設の利用者数は、曜日や季節とどのような関係があるか。

公開データの有無と定義を調べ、表やグラフに整理する。

文系・理系で方法を完全に分ける必要はありません。地域や教育の課題を扱うときにも、データ分析やWeb制作が役立つ場合があります。

一方で、アプリを作ること自体を先に決めると、調査して分かった課題と制作物がずれることがあります。問いに合う方法を選びましょう。

【具体例】文系の関心をデジタル制作につなげるには?

「文系なのでプログラミングは関係ない」と感じる人もいるかもしれません。

例えば、地域への関心からイベント案内を調べ、その調査をもとにWebページを試作することもできます。社会への関心とデジタル制作を組み合わせる考え方です。

ここでは、架空の計画例を使って流れを説明します。効果が確認された実例ではありません。

出発点:「地元のイベントを後から知ってしまう」

自分がイベントを見逃した経験から、「高校生は地域イベントの情報をどこで知り、どの情報が足りないと感じるのか」を調べます。

最初から「便利なアプリを作れば参加者が増える」と決めず、既存の案内を確認し、協力者に話を聞きます。

調査:「知らない」と「参加できない」を分ける

例えば、聞き取りでは次のような点を確かめられます。

  • イベントを知った場所やタイミング。
  • 日時、会場、費用、申込方法を確認できたか。
  • 関心があっても参加しなかった理由。
  • 情報を探すとき、実際にどこで迷ったか。

回答を整理して、案内の改善で対応できそうなことと、交通や日程など別の対応が必要なことを分けます。

制作:確かめたい機能だけを小さく作る

もし「日時や申込方法を探しにくい」という課題が見つかったら、情報を同じ順序で表示するWebページを試作します。

最初から会員登録やAIチャットまで作る必要はありません。調べたい点が情報の見つけやすさなら、紙の画面案や簡単なWebページでも検証を始められます。

コードを書く場合も、目的と機能を説明できる範囲から始めましょう。

検証:「参加者が増えた」と言う前に何を確認する?

試作ページと既存の案内で同じ情報を探してもらい、見つけられたか、どこで迷ったかを記録します。比較する場合は、掲載する情報をそろえ、見る順番や慣れの影響にも注意します。

情報を探しやすくなったとしても、それだけで実際の参加者が増えたとは言えません。

確認できたことと、まだ確認できていないことを分けると、次に調べるべき課題が明確になります。

この活動から、情報デザイン、地域社会、広報、利用者の行動など、大学で深めたい学びを考えることができます。

候補が複数あるときの選び方

「どれも気になる」という場合は、次の表で比べてみましょう。これはテーマを検討するための目安であり、入試の評価基準ではありません。

確認すること

考えるための質問

自分の関心

なぜ気になるのか、具体的な経験を話せるか。

調査できる環境

必要な資料、協力者、道具にアクセスできるか。

時間と範囲

学校生活と両立しながら、最初の調査や試作を行えるか。

問いの明確さ

調べた後、何が分かれば一歩進んだと言えるか。

学びとの接続

関係する学問分野を調べ、さらに知りたいことを見つけられるか。

興味は強くても協力者を集められない場合は、公開資料で調べられる範囲に絞る方法があります。制作の負担が大きいなら、機能を減らして試作する方法もあります。

「できないから終わり」ではなく、問いや方法を調整できないか考えてみてください。

テーマ選びで行き詰まりやすい4つのパターン

1.社会課題が大きすぎる

「少子化を解決する」「日本の教育を変える」では、自分が確かめる範囲が見えません。

関心を持った具体的な場面に戻り、対象、場所、期間を絞りましょう。大きな課題の一部を丁寧に調べることから始められます。

2.最初から結論を決めている

「SNSは悪い」「アプリがあれば解決する」と決めると、その結論に合う情報だけを集めがちです。

予想を持つことは構いませんが、反対の結果や別の原因も確かめられる問いにしましょう。

3.検索した内容を並べて終わる

文献や公的資料を使うことも重要な探究の方法です。ただ、見つけた説明を順に並べるだけでは、自分が何を検討したのか伝わりません。

資料同士を比較する、条件による違いを整理する、自分の問いに対してどこまで答えられるか考える、といった分析を加えましょう。必ずアンケートやアプリ制作をしなければならないわけではありません。

4.目新しさや入試での見栄えを優先する

「AI」「SDGs」などの言葉を付けても、問いや調査方法が具体的になるとは限りません。

誰も扱っていないテーマを探し続けるより、自分の疑問をどこまで掘り下げられるか考えてみましょう。既存の研究との違いも、対象や条件を明確にすることで説明しやすくなります。

探究活動を志望理由やポートフォリオにつなげる記録の残し方

総合型選抜で活動を説明するときに備え、完成した成果だけでなく、途中の判断も残しておきましょう。

毎回、次の項目を短くメモするだけでも、後から振り返りやすくなります。

  • 日付と、その日に確かめたかったこと。
  • 調べた資料の名称・URL・確認日。
  • 実施した方法、対象、条件。
  • 分かったことと、まだ分からないこと。
  • 予想と違った点、次に変えること。
  • 自分の担当と、他の人から受けた助言。

グループ活動なら、全体の成果と自分の役割を分けます。AIを利用する場合も、事実の確認を行い、使用箇所を記録し、学校や出願先のルールに従いましょう。

志望理由への接続は、次の順序で考えると整理できます。

活動で気づいたこと → 今の知識や方法では解けなかった問い → 大学で学びたい内容 → その大学で学びたい理由

例えば、「案内ページを作った」から一歩進めて、「利用者によって迷う箇所が違い、その違いを分析する方法を学びたい」と考えると、大学での学びを調べる方向が見えてきます。

大学名や授業名を付け足すために活動を作り替えるのではなく、活動から生まれた問いと、実際に学べる内容のつながりを確認しましょう。

探究テーマが決まらないときの最初の1週間

ここまで読んでも迷う場合は、テーマを完成させるより、候補を試す1週間にしてみましょう。以下は進め方の例です。

時期

やること

残すもの

1〜2日目

気になる経験を挙げ、候補を3つ選ぶ。

各候補の「なぜ気になるか」を一文で書く。

3〜4日目

本や公的資料、先行事例を調べる。

既に分かっていることと、追加で確かめたいこと。

5日目

対象と場面を絞り、問いを一文にする。

仮の問いと、調べる方法。

6〜7日目

先生などに相談し、資料の入手や小さな試行を進める。

実行できそうな範囲と、次に行うこと。

協力者の都合が必要な調査は、無理に1週間で終わらせる必要はありません。まず「次に何をすればよいか」が決まれば前進です。

総合型選抜の探究テーマでよくある質問

志望校が決まっていなくても始めてよいですか?

はい、始めて大丈夫です。自分の興味から調べていく中で、大学で学びたい分野が見つかることもあります。志望校が見えてきたら、出願条件を確認しましょう。

他の人と同じテーマでも大丈夫ですか?

はい、同じテーマでも大丈夫です。自分の経験や調べる対象、確かめることを具体的にしましょう。他の人の文章や結果をそのまま使わず、参考資料の出典を示すことは必要です。

高校3年生からでは遅いですか?

高校3年生からでも始められます。ただし、出願までに調査と振り返りを行える規模に絞りましょう。新しい大きな活動を始めるより、授業や部活動で気になったことを掘り下げる方法もあります。

期待した結果が出なかったら、テーマは失敗ですか?

いいえ、予想と違う結果でも失敗ではありません。なぜ違ったのか、方法に問題はなかったかを考え、次に確かめることを整理しましょう。その検討も探究の一部です。

文系でもプログラミングを使えますか?

はい、使えます。調査結果をグラフにする、案内サイトを作る、学習教材を試作するなどの方法があります。調べたいことに必要な機能から、小さく作ってみましょう。

まとめ|自分の疑問を、確かめられる問いにしよう

探究テーマを決めるときは、次の順序で進めてみてください。

  1. 自分の経験から、好き・困った・気になったことを出す。
  2. 既に分かっていることを調べる。
  3. 対象と場面を絞り、問いを一文にする。
  4. 対象・期間・確かめることを絞り、小さく始める。
  5. 小さく試し、結果をもとに問いや方法を見直す。

最初から立派なタイトルがなくても構いません。「誰の、どんな場面について、何を知りたいのか」を書くところから始めましょう。

Sandboxでは、高校生の関心をもとにしたプログラミング作品のテーマ検討、制作、活動記録や発表の整理を支援しています。

「地域や教育に関心があるけれど、どんな作品にできるか分からない」「探究にデータ分析やWeb制作を取り入れたい」という方は、今気になっていることや学校での活動をもとにご相談ください。

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野澤 嘉孝

この記事を書いた人

野澤 嘉孝

ソフトウェアエンジニア/プログラミングスクール Sandbox 代表

ソフトウェアエンジニア。同志社大学理工学部を経て、京都大学大学院で核融合発電の基礎研究(プラズマ物理)に従事。高校生向け数学塾の講師、大学での物理実験の授業を通じて延べ500名以上の学生をサポート。現在は業界特化型SaaSの開発に携わりながら、小中高生向けプログラミングスクール Sandbox を運営。

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